お茶の愉しみ
2024/7/6
「喫茶去」という言葉をご存じでしょうか?
「どうぞお茶でもおあがりなさい」という意味だそうですが、忙しい日々にちょっと一息いれるのに、お茶は味や香りだけでなく、準備の時間にもゆったりとリラックス効果があるように思います。
作家さんのこだわりの作品で、癒しのひと時をどうぞ。
齋藤弘茂さん作 湯のみ 木地みせ
木地の木目の美しさが際立った、漆塗りの湯のみです。夏は胃腸を冷やさないように、熱い飲み物の方が良いと聞きますので、熱が伝わりにくい漆塗りは最適です。
凹凸のある形が、手にしっくりと馴染みます。
teteさん作 椿湯呑み
磁器の白さがお茶の水色をきれいに見せてくれます。椿がモチーフですが、冷えた緑茶も良く合いますね。磁器なのでより冷たさが感じられます。
イラズムス千尋さん作 丹波布コースター
テーブルを傷つけない為に、水滴で輪染みを作らない為に、コースターは欲しいですね。
丹波布はふっくらした手触りと優しい色合いで、お茶の時間を彩ってくれます。
作品が出来るまでの長い行程に思いを馳せると、自然とゆったりした気分になります。
市立伊丹ミュージアムでは「お茶の愉しみ展」を開催中です。
ぜひ合わせてご覧ください。