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伊丹市の歴史
江戸時代の村
堀池村
堀池村とは
堀池村は、武庫川と猪名川の間の平野部に位置しています。地名の初見は正保年間摂津国郷帳ですが、山田村の文禄3年(1594)検地帳に「ほりけ」と記載されているのが初見ともいえます。村は慶安元年(1648)~寛文4年(1664)の間に昆陽村から独立したとみられます。
はじめは幕府領でしたが、慶安元年からは上総国飯野藩領となりました。村高は12石余です。氏神は昆陽村の西天神社、寺院は浄土真宗最光寺で、明暦3年(1657)に寺号が与えられました。
また、弘化元年以前に寺子屋が開業、明治4年まで続いていました。その後、明治6年に堀池小学校が開校しましたが、同15年猪名野小学校の分校となり、同19年には統合されます。
(日本地名大辞典28『兵庫県』(角川書店、1988年)より)