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虫展
2024年8月9日(金)〜9月29日(日)
はるか昔から日本の人びとにとって、小さく儚い「虫」は身近な存在でした。なぜなら、「虫」は日本列島のもつ豊かな自然環境の写し鏡であると同時に、生活のなかに深く息づくものとして、人びとの感性と文化を形成してきたからです。一方で「虫」たちは人びとの暮らしに利活用され、さらには神仏のように崇められ、化け物として畏れられてきました。それは豊穣の恩恵と無慈悲な天災という自然のもつ二面性ゆえであり、伝説、風習、信仰という形で日本の人びとの心に刻まれているのです。
このたび市立伊丹ミュージアムでは、この日本の文化と歴史のなかにさまざまな形で登場する「虫」について、美術・工芸・俳諧・歴史の多彩な分野の作品資料約140点を通してご紹介します。人びとが「虫」についてどのように認識し、研究し、愛でてきたのかを多角的に知るとともに、多種多様な「虫」の奥深い面白さを知る機会となるでしょう。
展示作品資料の詳細や展示期間は、出品リストをご覧ください。
会期 |
2024年8月9日(金)〜9月29日(日) |
会場 | 展示室1・2・3・5 |
休館日 | 月曜日(ただし8/12・9/16・9/23は開館、8/13・9/17・9/24は休館) |
開館時間 | 10:00〜18:00(入館は17:30まで) |
観覧料 | 一般 1,000(900)円、大高生 700(600)円、中小生 400(300)円 ※( )内は20名以上の団体料金 ※学生の方は、学生証をご提示ください ※兵庫県内在住・在学の小中学生は、ココロンカードなどのご提示で無料 ※伊丹市内在住の高齢者の方は、証明書のご提示で半額(平日は60歳以上、土日祝は65歳以上) ※障害者手帳をお持ちの方は、手帳のご提示で半額(ご本人と介護者1名) ※その他の特別料金等についてはこちらをご覧ください |
主催 | 市立伊丹ミュージアム[伊丹ミュージアム運営共同事業体 / 伊丹市] |
助成 |
芸術文化振興基金 |
関連イベント
座談会「昆虫のプロが推す“お虫様”」
関西の昆虫館スタッフたちが「虫」展の出品作から選んだ推しについて語り合います。
登壇者:清水聡司(大阪府営箕面公園昆虫館 副館長)、池田大(橿原市昆虫館 学芸員)、田中良尚(伊丹市昆虫館 学芸員)
進行:奥山清市(市立伊丹ミュージアム 館長)
日時:8/10(土)14時〜(約1時間半)
会場:1階講座室
定員:80名
※申込不要 / 聴講無料 / 要当日展覧会観覧券
講演会「虫と妖怪」
講師:小松和彦(文化人類学者 / 国際日本文化研究センター名誉教授)
日時:9/7(土)14時〜(約1時間半)
会場:1階講座室
料金:500円(要当日展覧会観覧券)
定員:80名
※要事前申込、 8/15(木)10時に受付開始(TEL:072-772-5959まで)。キャンセルされる方は、必ずご連絡ください。
※定員に達したため、現在受付を停止しています。但し、キャンセル待ちは受付中です。
同時開催「inseCrafts〜工芸の虫〜」
現代の工芸作家による多種多様な虫たちが集合します。
会期:8/9(金)– 9/8(日)
会場:展示室6
入場無料
詳細はこちら
鳴く虫と郷町
江戸時代に親しまれていた「虫聴き」を現代風に再現。コンサートなど関連イベントも多数開催。
会期:9/6(金)– 9/15(日)
会場:当館の旧岡田家住宅と旧石橋家住宅をメイン会場に市内の商店や施設など
公式サイト
郷町○店
①りんご飴や本格抹茶ラテなど
出店:香島園
日時:8/10(土)11:00〜16:00
②「サバラン」をコーヒーと一緒に。
出店:takefumi saito、sukuta COFFEE、SATISFACTIONZ coffee works
日時:9/14(土):14:00〜19:00、9/15(日)・28日(土)・29日(日):11:00〜16:00