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動物画譚展 おもしろくて不思議な動物たちの絵物語
2025年4月11日(金)〜6月1日(日)

はるか昔から日本では、「動物」が美術や文学のモチーフとしてさまざまな形で描かれ、語られてきました。なかでも室町時代から語り継がれているお伽草子では、狐や鼠、猿、犬、鳥などの「動物」が登場し、人間に報いをもたらしたり、まるで人間のように振る舞ったり、あるいは人間と結婚したりと、実に多彩な姿で物語世界のなかに息づいています。「動物」が人びとにとって身近な存在であるとともに、自然に近い存在として人知を超えた不思議な力をもつと考えられており、その親愛と畏敬の念が物語という形で表されてきたのです。
本展では、そんな「動物」にまつわる昔話や説話を描いた絵巻や絵画、書冊など約150点を通して、現代にも受け継がれている日本の人びとの動物観を探り、日本文化史の一側面を捉えます。私たちにも馴染み深い「桃太郎」や「猿蟹合戦」などの昔話をはじめ、妖狐や白鼠をめぐる説話や、鳥や獣たちの歌合、そして、この世ならざる霊獣や珍獣の伝説など、多種多様な「動物」の絵物語をご紹介します。また、大阪・関西万博の開催にあわせて、異国から渡来して日本の人びとを大いに驚かせた動物たちの記録もご紹介し、「動物」をめぐる歴史の一端にも触れます。
会期 |
2025年4月11日(金)〜6月1日(日) |
会場 | 展示室1・2・3・5 |
休館日 | 月曜日(ただし5/5は開館、5/7は休館) |
開館時間 | 10:00〜18:00(入館は17:30まで) |
観覧料 | 一般 1,000(900)円、大高生 700(600)円、中小生 400(300)円 ※( )内は20名以上の団体料金 ※学生の方は、学生証をご提示ください ※兵庫県内在住・在学の小中学生は、ココロンカードなどのご提示で無料 ※伊丹市内在住の高齢者の方は、証明書のご提示で半額(平日は60歳以上、土日祝は65歳以上) ※障害者手帳をお持ちの方は、手帳のご提示で半額(ご本人と介護者1名) ※その他の特別料金等についてはこちらをご覧ください |
主催 | 市立伊丹ミュージアム[伊丹ミュージアム運営共同事業体 / 伊丹市] |









関連イベント
アトリエWS「羊毛フェルトで動物の絵を描こう!」
ミニ巾着にニードルフェルトで好きな動物を刺しゅうしましょう。絵を描くように刺しゅうできるので、どなたでも楽しめます。
講師:新居奈津美(The mill of KUMA代表)
日時:5/5(月・祝)13時半〜15時半
会場:1階 アトリエ
定員:16名(小学生以上 / 小学3年生以下は要保護者同伴)※要事前申込
参加料:1,500円(材料費・展覧会観覧料込)
受付開始:4/12(土)10時~ / お電話(072-772-5959)にて受付(先着順)
講演会「“件”発見へのフィールドワーク」
スタジオジブリで制作デスクを勤めていた小説家・怪異蒐集家の木原氏に、ご自身が所蔵されている「件」の剥製について語っていただきます。
講師:木原浩勝(小説家、怪異蒐集家)
日時:5/31(土)14時~(1時間半程度)
会場:1階講座室
定員:80名(事前申込制)
参加料:無料(要当日展覧会観覧券)
受付開始:5月8日(木)10時~ / お電話(072-772-5959)にて受付(先着順)
郷町○店
①果実や木の実、茶の葉を使ったどらやき
出店:キツネイロ
日時:4/29(火・祝)・5/6(火・祝)11時~(売切次第終了)
②干支のお菓子 など
出店:Smile-Yamすみれ家
日時:5/16(金)・5/17(土)11時~(売切次第終了)
どちらも旧石橋家住宅1階にて販売