市立伊丹ミュージアム

EXHIBITIONS

  • 俳諧・俳句
  • 企画展

Poet painter-俳画と詩画 戸田勝久

2025年8月1日(金)~10月13日(月祝)

 戸田勝久(とだかつひさ)は、1954年神戸生まれ。アクリル画を井上直久(いのうえなおひさ)氏、銅版画を山本六三(やまもとむつみ)氏、南画を津川蕃(つがわしげる)氏に師事。1978年龍膽寺雄(りゅうたんじゆう)の短編小説集『塔の幻想』の挿絵画家としてデビューし、1983年大阪で初個展。以後、京阪神や東京、福岡、札幌、奈良、滋賀、愛媛、パリなどのギャラリーで作品を発表。
 蕪村の書画に傾倒しつつ、エッチング、テンペラ、水彩、アクリル絵具、水墨などの技法を用いて東西両洋の絵を制作してきた。また、愛書家で知られ書物の装釘をし、作品にもさまざまな書物の姿が描かれている。
 私淑した江戸中期の画家与謝蕪村(1716-1784)は、句・書・画の三味が一体となって織り成す質の高い俳画を成立させ、海外ではPoet painter(詩画家)と呼ばれて高く評価されており「蕪村のような『詩のある絵画』を目指して制作している」と語っている。
 このたびの展覧会では、戸田勝久が長年探求してきた「文学的絵画」作品の銅版画、アクリル画、墨彩画、装釘本と彼が影響を受けた芭蕉、蕪村、大雅、玉堂、良寛、蓮月や碧梧桐などの書画資料もあわせて展示し、その世界を紹介する。

開催概要
会期 2025年8月1日(金)~10月13日(月祝)
会場 展示室1
休館日 月曜日(ただし、8月11日・9月15日・10月13日は開館、8月12日・9月16日は休館)
開館時間 10:00~18:00(入館は17:30まで)
入館料

一般300(250)円 大高生150(100)円 中小生100(50)円
※( )内は20名以上の団体料金
※学生の方は、学生証をご提示ください
※兵庫県内在住・在学の小中学生は、ココロンカードなどのご提示で無料
※伊丹市内在住の高齢者の方は、証明書のご提示で半額(平日は60歳以上、土日祝は65歳以上)
※障害者手帳をお持ちの方は、手帳のご提示で半額(ご本人と介護者1名)
※その他の特別料金等についてはこちらをご覧ください

主催 市立伊丹ミュージアム[伊丹ミュージアム運営共同事業体 / 伊丹市]
企画 公益財団法人柿衞文庫
【記念講演会】
「ふたり語り、絵と俳句」
日時 2025年9月28日(日) 14時~15時30分
会場 講座室
登壇者 戸田勝久氏(画家)
津川絵理子氏(俳人)
聴講料 一般1500円、大高生1000円※当日観覧券付き
定員 60名 ※要申込・先着順
申込 8月20日(水)10時より電話(072-772-5959)にて申込み受付開始

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