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旧村シリーズ16「岩屋・森本―村の生活、空港―」
2025年1月18日(土)〜2月23日(日)
平成7年(1995年)1月17日未明、阪神・淡路地域を襲った大きな揺れ。「阪神・淡路大震災」と呼ばれるこの震災は、同地域に深刻な被害をもたらしました。市街地はすっかり復興しましたが、被災された方々の心に、震災の恐ろしさはいつまでも残っていることと思われます。震災による被害の状況や、そこから生まれた防災意識を風化させないため、大阪樟蔭女子大学田辺聖子文学館と連携展示を行い、震災時に伊丹に在住していた作家・故田辺聖子さんの震災に関する手書き原稿などを展示します。
またこの震災は同時に、民家等に残されていた数多くの歴史資料が散逸するという事態を生みました。旧伊丹市立博物館は震災後、地域の方々に協力していただきながら民家等の歴史資料調査を進める「旧村調査」をスタートさせました。そして「旧村調査」で得た成果を、この度の「旧村シリーズ」といった展示などを通して、市民のみなさまに広く周知しています。
シリーズ16回目となる今回の展示では、岩屋地区・森本地区を取り上げます。両地区は市域東部、猪名川左岸に位置し、大阪国際空港に隣接しています。
岩屋地区・森本地区には、『伊丹市史』編纂のための調査によって発見された史料群を始め、「旧村調査」で新たに見つかったものも多く残されています。長い間、地域で大切に保管され、受け継がれてきた歴史資料を後世に伝えていくためには、地域の皆様のご理解とご協力が不可欠です。本展が地域に残る貴重な資料に親しみ、伊丹の歴史や文化について考える契機となれば幸いです。
会期 |
2025年1月18日(土)〜2月23日(日) |
会場 | 展示室5 |
休館日 | 月曜日 |
開館時間 | 10:00〜18:00(入館は17:30まで) |
観覧料 | 無料 |
主催 | 市立伊丹ミュージアム[伊丹ミュージアム運営共同事業体 / 伊丹市] |
協力 | 大阪樟蔭女子大学田辺聖子文学館 |
震災の写真を募集します
震災から30年。市街地はすっかり復興しましたが、被災された方々の心に、震災の恐ろしさはいつまでも残っていることと思われます。震災による被害の状況や、そこから生まれた防災意識を風化させないため、あなたがお持ちの震災に関する写真を市立伊丹ミュージアムで展示して、震災の記録を今に伝えてみませんか。
※募集は市内の写真に限ります
応募条件・応募方法
①写真は市立伊丹ミュージアム総合案内に持参するか送付してください。
②郵便・メールによる送付の場合は、お名前・ご住所・ご連絡先を必ずご記入ください。
なお現物はスキャンニング後、ご返却いたします。
③写真に人物が含まれている場合は、本人に承諾を得るなど肖像権を侵害しないようにしてください。
応募期間 2024年12月1日(日)~2025年1月10日(金)
送付・連絡先
〒664-0895 兵庫県伊丹市宮ノ前2-5-20 市立伊丹ミュージアム 歴史担当宛て
TEL:072-772-5959 / MAIL:museum@itami-im.jp
休館日:月曜日、12/29-1/3 / 開館時間:10:00-18:00(入館は17:30まで)