市立伊丹ミュージアム

EXHIBITIONS

  • 俳諧・俳句

河東碧梧桐と石川九楊―筆蝕の冒険

2024年1月12日(金)~2月25日(日)

石川九楊作品『河東碧梧桐一〇九句選』より「天下の句見まもりおはす忌日かな」

 河東碧梧桐関連資料(石川九楊蔵)約60点、石川九楊作品「河東碧梧桐一〇九句選」全作品115点を初公開します。

 俳人河東碧梧桐の生誕150年を記念し、書家石川九楊が所蔵する碧梧桐の書と九楊の作品「碧梧桐一〇九句選」を初めて紹介する展覧会を開催します。
 伝統的な有季定型を脱し独創的に変遷してきた河東碧梧桐の俳句は、俳壇から異端とみられ評価されず、今や知る人は少ない。しかし、石川九楊は、碧梧桐の書と俳句に早くから着目し、碧梧桐が近代俳句の革命家であると位置づけています。また、九楊は、自分で作品にしてみなければ碧梧桐論の仕上げにならないと、碧梧桐の俳句を一〇九句選び、揮毫した作品「俳句の臨界 河東碧梧桐一〇九句選」を発表しました。 
 九楊の所蔵する碧梧桐の直筆資料では、初期から晩年までの碧梧桐の書の変遷を、また、九楊の作品「碧梧桐一〇九句選」では、石川九楊著『碧梧桐一〇九句選』に掲載された表紙絵や扉絵を含む115点をすべて紹介します。
  九楊は、自著『河東碧梧桐―表現の永続革命』の中で「碧梧桐は、正岡子規や高浜虚子から”書の好きな人”だと考えられているが、能書家と呼ぶだけでは済まない次元で書に関わっていた。碧梧桐は、文字と書がひとつづきのものであると考えていたのだろう。書は文字を書く場に成立する美術ではなくて、それ自体が文筆=文学である。なぜなら書も文学も『文字を書く』つまり筆蝕する場に成立する表現だからである。」と述べています。
 石川九楊の碧梧桐研究を通じて、碧梧桐の書と俳句をお楽しみいただければ幸いです。

展覧会情報
会期 2024年1月12日()~2月25()
会場 展示室1・2
休館日

月曜日(2月12日開館、2月13日休館)

開館時間 10:00~18:00(入館は17:30まで)
観覧料

一般800700)円 大高生600550)円 中小生450350)円
※( )内は20人以上の団体料金
※兵庫県内の小中学生はココロンカード提示にて無料
※伊丹市内在住の高齢者割引有(平日は60歳以上、土日祝は65歳以上)

主催

市立伊丹ミュージアム[伊丹ミュージアム運営共同事業体/伊丹市]

企画

公益財団法人柿衞文庫

【記念講演会】
「表現の永続革命―河東碧梧桐の書と俳句」 ※中止となりました。誠に申し訳ございません。
日時 2024年1月13日(土)14:00~15:30
会場

1階 講座室

登壇者

石川九楊先生

聴講料 無料
定員 100名(先着順・要申込)
申込

2023年12月20日(水)10:00よりお電話:072-772-5959にて受付

【碧梧桐フォーラム】
「碧梧桐の発掘、あるいは発見」

第一部/基調講演「碧梧桐の試み」

登壇者:坪内稔典先生(俳人、柿衞文庫理事長)

第二部/シンポジウム「碧梧桐の発見」

パネリスト:木村和也先生(俳人、大阪俳句史研究会会員)
      小西昭夫先生(俳人、「子規新報」編集長)
      小山貴子先生(俳人、尾崎放哉研究家)
      西野桃笠先生(毎日書道展審査会員、全日本書芸学院理事長)

日時

2024年2月4日(日)14001630

参加料 一般1,500円、大高生・柿衞文庫友の会会員1,000円(当日観覧券付)
定員 70名(先着順・要申込)
会場 1階 講座室
申込 2023年12月20日(水)10:00よりお電話:072-772-5959にて受付

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