- 歴史
- 企画展
- 無料
いたみの学び舎―橋本香坡と明倫堂 展
2023年9月8日(金)〜2023年10月22日(日)
儒学者・橋本香坡は、上野国沼田(群馬県沼田市)の沼田藩士橋本紋右衛門の長男として文化6年(1809)に出生します。父の大坂蔵屋敷詰とともに、15歳の時に大坂堀川へ一家で移住し、朱子学者・篠崎小竹に師事しました。伊丹に建てられた郷学・明倫堂の初代教頭に小竹の勧めで就任し、退職するまでの20年弱、伊丹で文化人たちと交流します。
近年発見された小西酒造株式会社の萬歳蔵史料には、橋本香坡と有力酒造家・小西新右衛門氏の密な交流を示す好史料が多く含まれており、様々な新事実が明らかとなりました。
本展では、香坡より小西家に宛てた書簡を紐解きながら、幕末期の伊丹における町人の学びの姿や蔵書家・文化人としての一面、学者への支援などのリアルな実態に迫ります。
展覧会情報
会期 |
2023年9月8日(金)〜 10月22日(日) |
会場 | 展示室5 |
休館日 | 月曜日(ただし9月18日及び10月9日の祝日は開館、翌平日振替休館) |
開館時間 | 10:00〜18:00(入館は17:30まで) |
観覧料 | 無料 |
関連講座 |
講演会「橋本香坡と小西家の蔵書」 9月9日(土)10:00~ 電話受付開始(072-772-5959) |
主催 | 市立伊丹ミュージアム[伊丹ミュージアム運営共同事業体/伊丹市] |