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旧岡田家住宅・酒蔵築350年記念 酒を醸す、酒をたしなむ
2024年4月12日(金)〜6月2日(日)
江戸時代、多くの酒蔵が立ち並び、往来にはたくさんの人々が行きかいにぎわった伊丹の町。伊丹で造られた良質な酒は「伊丹諸白」「丹醸」などと特別な名前でもてはやされ、江戸で人気を博します。旧岡田家住宅・酒蔵は、そんな伊丹の町の中心に延宝2年(1674)に建てられ、昭和59年(1984)まで300年以上ものあいだ酒造りが行われていました。建築年代の明らかな酒蔵として最古で、江戸時代に栄えた伊丹の酒造りを今に伝える重要な遺構であるため、平成4年(1992)に国の重要有形文化財に指定されています。
2024年4月、旧岡田家住宅・酒蔵が建立されてから350年を迎えます。それを記念し、旧岡田家住宅・酒蔵について、また伊丹での酒造りについて紹介する企画展を開催いたします。
展覧会情報
会期 |
2024年4月12日(金)〜6月2日(日) |
会場 | 展示室6 |
休館日 | 月曜日(4月29日は開館、翌30日閉館) |
開館時間 | 10:00〜18:00(入館は17:30まで) |
観覧料 | 無料 |
関連事業 |
講演会「幕末期上方酒造家の本支店関係―伊丹の酒造家鹿嶋屋利兵衞家を事例に―」幕末期、酒造家鹿嶋屋(岡田)利兵衞は、伊丹だけでなく灘の今津と魚崎にも酒蔵を所有していました。本講演では、近隣他郷に支店(蔵)を所有していた意義について、市立伊丹ミュージアム寄託の岡田利兵衞氏文書の書状群をもとに紐解き、お話していただきます。 講演会「酒を醸す、酒をたしなむ」企画展の内容を、担当学芸員がわかりやすく解説します。 レクチャーコンサート「戦前阪急沿線と音楽と岡田家」俳諧と洋鳥を愛し柿衞文庫を創設した岡田利兵衞、その次男で芸術に深い造詣をもつ生物学者として知られた岡田節人。この両者を祖父と父に持つ音楽学者の岡田暁生氏を講師に迎え、自らのルーツでもある旧岡田家住宅・酒蔵を会場に、阪神間モダニズムの時代に花開いたサロン文化と音楽の密接な関係についてお話しいただきます。300年以上の歴史を経た特別な空間に響く岡田家や阪神間にゆかりのある音楽と明快かつ奥妙なトークをお楽しみください。 すべてお見せします!旧岡田家&旧石橋家住宅特別公開※両日とも定員に達しました! 蔵探検クイズラリー展覧会にちなんだクイズをといて、伊丹の歴史をもっと知ろう!全問正解者にはお土産もあるかも!? 歴史謎解きゲームに挑戦!古文書探偵団古文書探偵のこもんくんが酒蔵を探検していたら、350年前にタイムスリップしちゃった!展覧会場にちりばめられたヒントを元に謎を解いて、こもんくんを現代へ戻すための合言葉を手に入れよう。くずし字翻刻の手助けをしてくれる「古文書カメラ」(®TOPPAN)を用いた問題も!謎解きに成功した方には「認定証」を差し上げます。豪華なお土産もあるかも? |
主催 | 市立伊丹ミュージアム[伊丹ミュージアム運営共同事業体 / 伊丹市] |