市立伊丹ミュージアム

EXHIBITIONS

  • 俳諧・俳句
  • 特別展

季節を愛でる―俳諧と茶の湯

2024年6月14日(金)~7月28日(日)

 四季に恵まれた日本では、古くから季節を愛でる文化というものがあります。連歌の流れをくむ俳諧では、常に季節を意識し、季節の言葉の集大成である季寄せ(歳時記)を大切にしてきました。茶の湯においても季節は重要ですが、千利休の時代まではあまり意識されておらず、元禄時代に普及した俳諧の影響により季節感が明確になったといわれています。季節の他にも、一座を通して人と人との和を成就するために座の文芸・座の芸道としての展開を遂げた経緯など、俳諧と茶の湯には多くの共通点が見られます。
 
 本展では茶の湯を強く意識し、「わび」に徹した俳諧師芭蕉を取り上げつつ、俳諧と茶の湯を通じて四季に育まれてきた日本人の美意識を探ります。さらに、茶の湯と深い関係にある花や茶の湯を彩る和菓子の資料も交えて展示することで、体感的にも季節を感じていただける展覧会となっています。
 どうぞお楽しみください。

開催概要
会期 2024年6月14日(金)~7月28日(日)
会場 展示室1・2
休館日 月曜日(7月15日は開館、7月16日は休館)
開館時間 10:00~18:00(入館は17:30まで)
入館料

一般800(700)円 大高生600(550)円 中小生450(350)円
※( )内は20名以上の団体料金
※学生の方は、学生証をご提示ください
※兵庫県内在住・在学の小中学生は、ココロンカードなどのご提示で無料
※伊丹市内在住の高齢者の方は、証明書のご提示で半額(平日は60歳以上、土日祝は65歳以上)
※障害者手帳をお持ちの方は、手帳のご提示で半額(ご本人と介護者1名)
※その他の特別料金等についてはこちらをご覧ください

主催 市立伊丹ミュージアム[伊丹ミュージアム運営共同事業体 / 伊丹市]
企画 公益財団法人柿衞文庫
【記念講演会】
「季節を愛でる―俳諧と茶の湯」
日時 2024年6月21日(金) 14時~15時30分
会場 旧岡田家住宅・酒蔵
登壇者 冷泉為人氏(公益財団法人 冷泉家時雨亭文庫 理事長)
聴講料 一般2000円、大高生・柿衞文庫友の会1500円、中学生以下無料
定員 100名 ※要申込・先着順
申込 5月29日(水)10時より電話(072-772-5959)にて申込み受付開始
【関連講座➀】
「茶の湯と季節の工夫」
日時 2024年6月30日(日) 14時~15時30分
会場 1階 講座室
登壇者 生形貴重氏(千里金蘭大学名誉教授)
聴講料 一般1500円、大高生・柿衞文庫友の会1000円、中学生以下無料
定員 80名 ※要申込・先着順
申込 5月29日(水)10時より電話(072-772-5959)にて申込み受付開始
【関連講座➁】
「季節と俳諧」
日時 2024年7月6日(土) 14時~15時30分
会場 1階 講座室
登壇者 岡田麗(市立伊丹ミュージアム 参与・公益財団法人柿衞文庫 常務理事)
一氏美優(市立伊丹ミュージアム・公益財団法人柿衞文庫 学芸員)
聴講料 無料 ※要観覧券
定員 80名 ※先着順
申込 不要。当日に「季節を愛でる―俳諧と茶の湯」展もしくは共通券をご購入のうえ、直接会場へお越しください。
【関連講座③】
「お茶の菓子と器」
日時 2024年7月12日(金) 14時~15時30分
会場 1階 講座室
登壇者

山下昭子氏(光悦寺前住職夫人)

聴講料 一般1500円、大高生・柿衞文庫友の会1000円、中学生以下無料
定員 80名 ※要申込・先着順
申込 5月29日(水)10時より電話(072-772-5959)にて申込み受付開始

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