人間味あふれる版画の世界<前田藤四郎展>
1989年6月3日(土)―7月2日(日)
前田藤四郎は明治37年兵庫県明石市に生まれ、旧制伊丹中学出身の伊丹ゆかりの作家。水彩画を学んだ後、版画を学び、版画家として活躍。戦前は沖縄へ取材に出かけ、琉球シリーズを発表。戦後は木目の効果をうまく利用してイメージを一変させる。木版以外にリノリウム版画、銅版など新素材の使用にも意欲的で、現代版画に見られる様々な試みの先駆者と言われている。本展は、初期から晩年まで多種多彩の作品で“前田版画”の軌跡をたどってみた。
展覧会情報
会期 | 1989年6月3日(土)―7月2日(日) |
会場 | 伊丹市立美術館 |
休館日 | 月曜日(但し1月16日(祝)開館、翌17日(火)休館) |
開館時間 | 10:00〜17:00(入館は16:30まで) |
入館料 |
一般500円(400円)・大高生400円(300円)・中小生300円(200円)/()内は前売り・団体割引20名以上 |
主催 | 伊丹市立美術館・読売新聞大阪本社・読売テレビ |