e.o.プラウエン展
1990年3月3日(土)―4月15日(日)
本展では、フランスのドーミエ、イギリスのホガースなどの作品を収集しており、ドーミエ、さらにはその周辺、あるいはその系譜にある作家の作品を紹介していくことを大きな課題としています。本展では、その一環として旧東ドイツの作家で当時ナチスを大胆かつ容赦ない風刺で戯画化したマンガを多く発表したe.o.プラウエン(本名エーリヒ・オーザー1903〜44)の作品72点を紹介し、特にお父さんと無邪気でしかも賢い機転を持った息子の日常がかもしだすなんともいえない情愛を描き、当時爆発的な人気を得た「おとうさんとぼく」の作品は、今日の日本においてもまた別の意味で人々に訴えるものをもっており、そのあふれる人間性に多くの感銘を与えた。
展覧会情報
会期 | 1990年3月3日(土)―4月15日(日) |
会場 | 伊丹市立美術館 |
休館日 | 月曜日(祝日にあたるときはその翌日) |
開館時間 | 10:00〜17:00(入館は16:30まで) |
入館料 |
一般200円(180円)・大高生150円(120円)・中小生100円(80円)/()内は前売り・団体割引20名以上 |
主催 | 伊丹市立美術館・大阪ドイツ文化センター |
後援 | 大阪・神戸ドイツ連邦共和国総領事館 |