開館記念 関西ゆかりの8巨匠展
1987年11月3日(火)〜12月6日(日)
本展は、日本の近代洋画界で中心的な役割を果たした、金山平三、小出楢重、梅原龍三郎、安井曾太郎、鍋井克之、須田国太郎、佐伯祐三、小磯良平の8人の巨匠の秀作79点で構成されたものである。フランス印象派とは異なる技法で、日本の自然の姿を描いた金山、「裸婦の楢重」と呼ばれ、的確なデッサン力を示した小出、日本と西洋の美感覚を華麗な色彩で統一した梅原、物自体に鋭く迫り、堅固な構成で卓越した安井、油絵独特の重厚な筆致をいかして日本の風景を描いた鍋井、油絵と墨絵をその独特な個性で融合した須田、純粋な生命の炎を画面にたたきつけ、30年の生涯を燃焼し尽した佐伯、西洋絵画技法をオーソドックスに貫き、気品とさわやかさが特徴の小磯、これら関西ゆかりの8人の巨匠の軌跡をたどった。
展覧会情報
会期 | 1987年11月3日(火)〜12月6日(日) |
会場 | 伊丹市立美術館 |
休館日 | 月曜日(但し11月23日開館/11月24日休館) |
開館時間 | 10:00〜17:00(入館は16:30まで) |
入館料 | 一般700円(600円)・大高生500円(400円)・中小生300円(200円)/()は前売り・団体割引20名以上 |
主催 | 伊丹市立美術館・朝日新聞社 |