プライベート・ユートピア ここだけの場所 ブリティッシュ・カウンシル・コレクションにみる英国美術の現在
2014年4月12日(土)ー5月25日(日)
グローバル化やソーシャルメディアの発達によって私たちは今、ユートピア的世界に生きています(Utopia=どこにもない場所)。それは、個(Private)として成熟しながらも、時として隣り合う細胞のように分かちがたく結びつき、自ずとルールを生成しては価値観を共有する、ここであると同時にどこにでもつながっている世界です。
こうした社会の変貌は、美術の分野にも影響をもたらしました。1990年代、とりわけYBAの台頭以降、ますます活気づく英国のアートシーンはその多義姓を顕著に表しています。
本展では「壁のない美術館」と称される英国の公的な国際文化交流機関ブリティッシュ・カウンシルのコレクションより絵画、写真、映像、立体など約120点の作品を選りすぐり英国美術の動向を紹介します。第一線で活躍しつづけるギャリー・ヒュームやサラ・ルーカス、若手のライアン・ガンダーやハルーン・ミルザ、2012年にターナー賞を受賞したエリザベス・プライス、また2013年の同賞にノミネートされたデイヴィッド・シュリグリーまで28組、計30名のアーティストによる多彩な表現をお楽しみください。
会期 |
2014年4月12日(土)ー5月25日(日) |
会場 | 伊丹市立美術館 |
休館日 | 月曜日(但し祝日開館・翌日休館) |
開館時間 | 10:00〜18:00(入館は17:30まで) |
入館料 |
一般¥800(700)/大高生¥450(350)/中小生¥150(100) |
主催 |
伊丹市立美術館/伊丹市立工芸センター[公益財団法人伊丹市文化振興財団・伊丹市]、朝日新聞社、ブリティッシュ・カウンシル |
協力 |
宝塚大学造形芸術学部 |
協賛 |
野崎印刷紙業株式会社、ターナー色彩株式会社 |
助成 |
公益財団法人 花王芸術・科学財団 |
関連企画 |
Artist Talk Music Talk ETIQUETTE Café SPARK |