市立伊丹ミュージアム

EXHIBITIONS

過去の展覧会 2021年度以前(伊丹市立美術館)

笑いの奇才 耳鳥斎!〜近世大坂の戯画〜

2005年4月9日(土)~5月22日(日)

笑いの奇才 耳鳥斎!〜近世大坂の戯画〜

耳鳥斎とは何者か?
 時は江戸半ば、場所は商人の町・大坂。京町堀で商いをする傍ら、絵や浄瑠璃を嗜んだマルチタレント耳鳥斎(にちょうさい・俗名:松屋平三郎、生年不詳~享和2/3[1802/3]年)は、とりわけ戯画の世界で異才を放った生粋の浪華っ子です。
 京都や江戸に比べ、大坂はアカデミズムとは一線を画す土地柄ですが、商人の町ならではの自由な気風は、狩野派などの職業絵師とは一味違う多彩な画家を輩出しています。与謝蕪村しかり、岡田米山人しかり。
 耳鳥斎もまた、大坂的趣味を戯画で表現した、いわば「笑いの奇才」です。芝居絵から風俗画、あるいは版本に至るまで、作品は速筆でありながら当意即妙というべき的確さと「おかしみ」とを合わせ持ち、「世界ハ是レ即チ一ツノ大戯場」と堅苦しい世間を喝破しています。
 本展は、代表作《別世界巻》・《地獄図巻》や《仮名手本忠臣蔵》などの肉筆画約30点に、『絵本水や空』(えほんみずやそら)『画話耳鳥斎』(えばなしにちょうさい)といった版本約10点を加え、その画業の全貌に迫るものです。また与謝蕪村や上田公長らによる人物戯画、さらには漫画の元祖ともいえる鳥羽絵本をも交え、大坂の戯画の系譜を辿ります。自由な気風を漂わせる耳鳥斎の世界を、どうぞお楽しみください!!

展覧会情報
会期 2005年4月9日(土)~5月22日(日)
会場 伊丹市立美術館
休館日 月曜日(但し祝日開館・翌日休館)
開館時間 10:00〜18:00(入館は17:30まで)
入館料

一般700(500)円/大・高生350 (250)円/中・小生100 (8O)円*()内は20名以上の団体割引
所蔵品展のみの入館料一般¥200(160)大高¥150(120)中小¥100(80)
*兵庫県内の小中学生はココロンカード、クローバーカード呈示にて無料
*4市1町(伊丹市・川西市・宝塚市・三田市・猪名川町)の高齢者割引有(平日60歳以上、土日祝65歳以上)

主催

伊丹市立美術館、(財)伊丹市文化振興財団

監修

中谷伸生 (関西大学文学部教授)

関連企画

2005年4月23日(土) (聴講無料、要観覧券)
■第一幕 午後2時
講演会「近世大坂の賑い~芸能と祭礼を中心に~」
澤井浩一氏 (大阪歴史博物館学芸員)
■第二幕 午後3時
対談「笑う大坂 耳鳥斎の眼」
澤井浩一氏 (同上)× 中谷伸生氏 (関西大学文学部教授・本展監修者)
会場 美術館1F講座室

まごの手企画第八弾・文楽鑑賞ツアーを予定 お問い合わせは美術館まで

同時開催

伊丹市・ハッセルト市姉妹都市提携20周年
所蔵品展I ベルギーのささやき
2005年4月9日(土)~7月18日(月・祝)
今年、伊丹市とベルギー国ハッセルト市は姉妹都市提携20周年を迎えます。美術館ではその記念事業として、当館の所蔵するベルギー象徴主義の巨匠ジェイムズ・アンソール(1860-1949)の油彩<キリストの誘惑>と連作版画<キリストの生涯の情景(32点組)>を紹介します。

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