夏休みの展覧会 「いのちを考える」 -森口ゆたかと中学生たち-
2004年8月7日(土)ー9月5日(日)
伊丹市立美術館では「いのちを考える」をメインテーマに2001年から美術家を講師に迎え、 市内の中学生たちとのワークショップから展覧会に繋げる取り組みを行っています。 本企画では、当館が“諷刺とユーモア”“人間性の回復”を標榜しており、その一環として美術と社会との関わりについて、地元中学校の美術の先生方の全面的な協力を得て、毎年の夏休みを利用し美術館の内外でワークショップを行っています。
今年は、関西を中心に活躍している美術家・森口ゆたか氏を講師に迎えます。市内の老人ホームに中学生が訪れ、普段あまり接触する機会がない両者が「アートのもつ力」によって、互いの「生に歩み寄ること」をワークショップの目的としています。
近年、病院や老人ホームなどの医療・福祉施設にアートの力による癒しの空間づくりが少しずつ見られるようになってきましたが、今回のワークショップの試みも又、ホスピタル・アートの新しい試みと言えるでしょう。
展覧会情報
会期 | 2004年8月7日(土)ー9月5日(日) |
会場 | 伊丹市立美術館 |
休館日 | 月曜日(但し祝日開館・翌日休館) |
開館時間 | 10:00〜18:00(入館は17:30まで) |
入館料 |
一般500(400)円/大・高生250(200)円/中・小生100 (8O)円 |
主催 |
伊丹市立美術館、(財)伊丹市文化振興財団 |
協力 |
伊丹市中学校教育研究会美術部会、オアシス千歳、在宅複合施設ぐろ〜りあ、ノマルエディション・アーツプロジェクト |
関連企画 | 講演会(聴講のみ無料) 「ホスピタル・アートについて」 講 師:森口ゆたか氏(美術家) 日 時:2004年8月7日(土) 2:00 p.m.~3:00 p.m. 場 所:伊丹市立美術館1F講座室 |