市立伊丹ミュージアム

EXHIBITIONS

過去の展覧会 2021年度以前(伊丹市立美術館)

元永定正+中辻悦子 絵本原画展 もーやん えっちゃん ええほんのえ

2007年1月6日(土)ー3月11日(日)

元永定正+中辻悦子 絵本原画展 もーやん えっちゃん ええほんのえ

「もーやん」こと元永定正(1922~)、「えっちゃん」こと中辻悦子(1937~)の夫妻は、ともに現代美術の第一線で活躍しながら、30年にわたり絵本制作にも意欲的に取り組んできました。
 もと前衛集団「具体美術協会」のメンバーであった元永は、絵本においても既成概念にとらわれない精神を追及、『もこ もこもこ』(文・谷川俊太郎/1977)、『もけら もけら』(文・山下洋輔、構成・中辻悦子/1990)などの斬新な作品によって絵本界に新風を巻き起こしました。作者曰く「へんな絵」と言葉のリズム感に満ちたこれらの絵本は、世代を超えて広く親しまれています。また昨年、「具体」時代の先駆的作品《作品ー文字》(1956)を展開させた『ちんろろきしし』を発表。無意味な文字列と抽象画との出会いによって、新たな境地を切り開きました。
 他方、中辻は、グラフィックデザイナーを経て、1960年代から本格的に創作を開始しました。シンプルな造形による豊かな表現力と、「ポコピン」人形に代表される不思議な世界観は、絵本においてもその魅力を発揮しています。『いろいろしかく』(1988)や『まる まる』(1998)は形の面白さを楽しく伝え、写真やコラージュを駆使した『よるのようちえん』(文・谷川俊太郎/1998)では、ひと気のない夜の幼稚園を舞台に、「すっとさん」や「さっとさん」ら、ゆめの世界の子どもたちが遊び回ります。伊丹市内の幼稚園がモデルになったこの作品は、第17回ブラティスラヴァ世界絵本原画展(1999)でグランプリを獲得しました。
 本展では、つねに冒険心をもって創作活動に取り組んできた二人の絵本を、原画約300点(元永約210点、中辻約90点)によって紹介します。ふつうとはちょっと違う、へんてこで楽しい「絵本の絵=ええほんのえ」の世界を、幅広い世代に楽しんでいただければ幸いです。

展覧会情報
会期 2007年1月6日(土)ー3月11日(日)
会場 伊丹市立美術館
休館日 月曜日(但し祝日開館・翌日休館)
開館時間 10:00〜18:00(入館は17:30まで)
入館料

一般700(500)円/大・高生350(250)円/中・小生100 (8O)円*()内は20名以上の団体割引
★スペシャル ペア鑑賞割引・キッズ+1
子ども1名(中学生以下)と大人 1名のペアの場合、お二人とも団体割引料金になります。*兵庫県内の小中学生はココロンカード、クローバーカード呈示にて無料
*4市1町(伊丹市・川西市・宝塚市・三田市・猪名川町)の高齢者割引有(平日60歳以上、土日祝65歳以上)

主催

伊丹市立美術館、(財)伊丹市文化振興財団

共催

伊丹市教育委員会

後援

伊丹市私立幼稚園連合会

助成

芸術文化振興基金/財団法人花王芸術・科学財団

関連企画

■ええはなし1「初笑!もーやん★えっちゃん揃い踏み」
 2007年1月7日(日) 午後2時より
 ゲスト:元永定正・中辻悦子、聞き手:川辺雅美(西宮市大谷記念美術館学芸課長)
■パフォーマンス:もーやんの日「絵描き初め」+当日のおたのしみ
 2007年 1月28日(日) 午後1時30分より
 出演:元永定正
■ええはなし2「ええほんで福は内」定員170名(先着順)
 2007年2月10日(土) 午後2時より
 ゲスト:谷川俊太郎(詩人)、横山真佐子(児童書専門店「こどもの広場」主宰)
■ワークショップ:えっちゃんの日「えっちゃんと雛あそび」
 2007年3月3日(土) 午後1時30分より
 講師:中辻悦子
 別途参加費500円、要事前予約
ワークショップ以外は無料、いずれも要観覧券、美術館1階講座室にて(パフォーマンス等場合により変更の可能性あり)

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