ルート・ブリュック 蝶の軌跡
2019年9月7日(土)-10月20日(日) ※プレオープン 9月6日(金)
北欧・フィンランドを代表するアーティスト、ルート・ブリュック(Rut Bryk, 1916-99)。名窯アラビアの専属アーティストとして約50年にわたって活躍し、初期の愛らしい陶板から膨大なピースを組み合わせた晩年の迫力あるモザイク壁画まで、幅広い作品を手がけました。重厚でエレガンスな釉薬の輝きと、独自の自然観にもとづいた繊細な図や形態は、今も多くの人々を魅了しています。
本展は、約200点のセラミックやテキスタイルなどを通じて、その多彩な仕事を日本で初めて網羅する展覧会です。初期と後期でドラマティックに変わる作品の謎、たしかな伝統技術に裏打ちされた細やかな凹凸による動きなど、実物の作品はいくつもの発見を促すでしょう。
ブリュック没後20年、日本とフィンランドの外交樹立100周年の2019年秋。「明るく、かわいい」印象で語られがちな「北欧・フィンランド」のイメージを刷新する展示をどうぞお見逃しなく。
展覧会特設HP → https://rutbryk.jp
展覧会情報
会期 |
2019年9月7日(土)-10月20日(日) ※プレオープン 9月6日(金) |
会場 | 伊丹市立美術館・伊丹市立工芸センター |
休館日 | 月曜日(9月16日・23日・10月14日は開館、9月17日・24日・10月15日は休館) |
開館時間 | 10:00〜18:00(入館は17:30まで) |
入館料 |
一般800(700)円、大高生450(350)円、中小生150(100)円 *本展の「だんらんホリデー」は9月15日のみ実施。10月20日は実施いたしません。 |
主催 |
伊丹市立美術館[公益財団法人いたみ文化・スポーツ財団/伊丹市] |
共催 |
伊丹市教育委員会 |
後援 |
フィンランド大使館、フィンランドセンター |
企画制作 |
エスポー近代美術館、タピオ・ヴィルカラ ルート・ブリュック財団、ブルーシープ |
関連イベント |
プレオープン&トークイベント フィンランドフェア in museum <鳴く虫と郷町 関連企画>Väri Cafe(ヴァリ・カフェ) 上映会「ルート・ブリュック 蝶の軌跡」 |
同時開催 |
「鳴く虫と郷町」9月13日(金)~22日(日) |