ドナルド・ジャッド版画 1951〜1993
2001年6月2日(土)ー7月22日(日)
1960年代に美術の新しい方向性を打ち出したドナルド・ジャッド(1958〜1994)は、立体作品において独特な幾何学的スタイルに到達し、「ミニマル・アート」の代表的作家と見なされるようになった。しかしジャッド自身はそれを否定し、建築や家具にまで及ぶ作品空間の全体性を追求し続けた。本展では、多分に実験的な要素を含み、ジャッドの空間についての考え方を雄弁に物語る版画を通じて、従来のジャッド像の枠には留まらない彼の芸術世界を再検証した。日本で初めての版画による回顧展となった。
展覧会情報
会期 | 2001年6月2日(土)ー7月22日(日) |
会場 | 伊丹市立美術館 |
休館日 | 月曜日(但し祝日開館・翌日休館) |
開館時間 | 10:00〜18:00(入館は17:30まで) |
入館料 | 一般700(500)円/大・高生350(250)円/中・小生100(80)円 *( )内は20 名以上の団体割引 *兵庫県内の小中学生はココロンカード、クローバーカード呈示にて無料 *4市1町(伊丹市・川西市・宝塚市・三田市・猪名川町)の高齢者割引有(平日60歳以上、土日祝65歳以上) |
主催 | 伊丹市立美術館、(財)伊丹市文化振興財団 |
企画協力 | ジャッド財団 |
協力 | 日本航空 |
関連企画 |
講演会(聴講無料) 「ジャッドの版画と他の作品について」 |
同時開催 |
常設展1 ゴヤ 《戦争の惨禍》 |