日下部一司、手持ちの言葉展
2006年7月5日(水)~ 7月23日(日)
作品はそれ自体完結した存在ではありますが、展示される場所や空間・組み合わせによって見方を変え、時には意味の変容をも行います。私はこうした点に以前から深い関心を持っていました。つまり、我々は画廊や美術館で個々の「作品」を見ていたのでなく、「展覧会」自体を見ていたのかもしれません。
今回は、こうした展覧会を作り上げるモチーフとして自作を位置づけ、展覧会自体が新たな作品として成立することについて試みたいと思います。
「手持ちの言葉」というサブタイトルは、これまで制作した私自身の作品に対する形容であり、手持ちの言葉を繋げて語る今回の展覧会を形容する言葉でもあります。
日下部一司
展覧会情報
会期 | 2006年7月5日(水)~ 7月23日(日) |
会場 | 伊丹市立工芸センター B1F企画展示室 |
休館日 | 7/10(月)、7/18(火)は休館日 |
開館時間 | 10:00~18:00(入館は17:30、最終日は16:30まで) |
入場料 | 入場無料 |
主催 | 伊丹市・(財)伊丹市文化振興財団 |
関連企画 | 7月9日(日) 14:00~15:00 スライドレクチャー |
同時開催
「銅版画作品展」
会期:7月19日(水)~23日(日)
会場:伊丹市立工芸センター B1F展示室B
山本善一郎先生を講師に迎えた工芸センター銅版画講座「銅版画の基礎と様々な技法Ⅱ」の受講生による作品展。