市立伊丹ミュージアム

EXHIBITIONS

過去の展覧会 2021年度以前(伊丹市立工芸センター)

A Contemporary Jewellery Odyssey

2019年4月6日(土)~5月6日(月祝)

この展覧会は、フランスの現代ジュエリー作家である私達3名がそれぞれアーティスト・イン・レジデンスで滞在した中国、韓国、日本での豊かな経験の成果を発表したいという思いが出発点となって実現しました。そして、各人が滞在したアジアの国から各3名のアーティストを招待することにより、技術的にも文化的にも様々な影響を形づくる懸け橋となりました。4か国を巡る本巡回展をフランス、韓国に続き、この度日本で開催いたします。
これら12名の現代ジュエリー作家の作品は、知的遍歴、冒険の軌跡、予期せぬオデッセイの旅そのものです。
-マリオン・ドラリュ、アニー・シベール、セリーヌ・シルヴェストル

The starting point of this exhibition emerged from the desire of 3 French jewelers to showcase the richness of the artist-in-residencies’ they attended in China, South Korea and Japan.
Each of them invited 3 artists originally from their host country to establish a bridge between their work – fostered both technically and culturally by their stay – and their guest’s, also shaped by various influences.
This travelling exhibition, which already toured in France and South Korea, is now being presented in Japan for the penultimate phase of the project. Through the work of those 12 artists, it highlights their intellectual peregrinations, fortunate pathways and unexpected odysseys.
-Marion DELARUE, Annie SIBERT, Céline SYLVESTRE

移動を旨とするオデッセイの叙事詩が吟遊詩人によって朗唱されるように、ジュエリー作家たちは、人生という旅の軌跡を、選び取った素材どうしの関係性によって語らせます。
さまざまな土地を経巡り得た12人の物語は、精神や思想が形になった独自の表現に昇華されていることでしょう。
伊丹市立工芸センターでは、各国のジュエリー作家と連携した企画展を積極的に開催してまいりました。本展においても、ジュエリーの優れた身体性と象徴性によって、作品に秘められた各作家の体験が多くの方々に共有され、フランス、中国、韓国、日本の文化交流がより豊かなものになることを期待しております。
-伊丹市立工芸センター

展覧会情報
会期 2019年4月6日(土)~5月6日(月祝)
会場 伊丹市立工芸センター 企画展示室
休館日 月曜(祝日の場合翌日)
※ただし4/29、5/6は開館
開館時間 10:00〜18:00(入館は17:30まで)
入場料 入場無料
主催 伊丹市立工芸センター[公益財団法人いたみ文化・スポーツ財団 / 伊丹市]
後援 伊丹市教育委員会、ヴィラ九条山
出品作家 Marion DELARUE(Resident of Villa Kujoyama in 2019), Annie SIBERT, Céline SYLVESTRE(Resident of Villa Kujoyama in 2015), Jihee HONG, Junwon JUNG, Heejoo KIM, Kaori JUZU, Jun KONISHI, Michihiro SATO, Xiaodai HUANG, Li LIANG, Mian WU
関連企画 ■アーティストトーク
2019年4月6日(土) 14:00~ 入場無料・申込不要
出品作家による作品解説をいたします。(逐次通訳付)
関連資料 展覧会チラシ

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