市立伊丹ミュージアム

EXHIBITIONS

過去の展覧会 2021年度以前(伊丹市立工芸センター)

2007伊丹国際クラフト展 「ジュエリー」

2007年10月26日(金)~11月25日(日)



2007年伊丹国際クラフト展(ジュエリー)は、海外からの出品者を含めて410名の応募がありました。審査員は、各々の作品に向き合って、真摯な討議を何度も行い、その結果、入選者94名(うち海外34名)が選出されました。今回は日本 韓国 米国 英国 ベルギー スペイン イタリア ドイツ フランス リトアニア オーストラリア スウェーデン ノルウェーに加えて 中国 台湾から、新しく応募がありました。益々インターナショナルな展覧会として認知されつつあることをうれしく思います。

ジュエリーはその国の文化を反映していますが、作家個人として抱くコンセプトは国の境界がないと言えます。
伊丹市は、クラフトやジュエリーをまちづくりの一つの柱として、伊丹ジュエリーカレッジの開講をはじめ、情報発信と育成にも力をいれております。この国際クラフト展は、ジュエリーを学んでいる方々のみならず、他の分野の作家にも刺激と影響を与えると思います。今回の応募者のなかには、ジュエリー以外の分野と思われる方の挑戦も見受けられ、それを実感いたしました。
江戸時代、伊丹は『酒』を通して文化交流の場でしたが、今、加えて人間と深い関わりを持つジュエリーを通して、グローバルな文化交流の場を創出しつつあります。その実現に向かってご協力頂いている審査員の方々をはじめ、関係者の皆様に心から感謝いたします。そして、この展覧会がさらに発展していくことを期待しております。

展覧会情報
会期 2007年10月26日(金)~11月25日(日)
会場 伊丹市立工芸センター B1F 企画展示室
休館日 月曜休館(祝日の場合は翌日)
開館時間 10:00~18:00(入館は30分前まで)
入場料 入場無料
主催 伊丹市・(財)伊丹市文化振興財団
協賛 (株)光陽社/ユーアイグループ/佐竹ガラス(株)
後援

近畿経済産業局/兵庫県/(財)国際デザイン交流協会/(社)総合デザイナー協会/(社)日本ジュウリーデザイナー協会

審査員

加須屋 明子 [ 国立国際美術館 学芸課 主任研究員 ]
永井 慧悧子 [ ジュエリー作家 ]
ノーマン・チェリー [ 英国バーミンガム・シティ総合大学(旧 UCEバーミンガム)ジュエリー学部・学部長  ]
服部 滋樹 [ graf decorative mode no.3 design products.inc 代表/京都精華大学 デザイン学部 建築学科 特任准教授 ]
三木 稔 [ (社)日本ジュウリーデザイナー協会会長 ]
劉 里知 [ 韓国 金属工芸家・ソウル大学美術学部教授 ]
鷲田 清一 [ 哲学者/大阪大学 総長 ]

入賞

大賞 Grand Prix
平塚 加代子 HIRATSUKA Kayoko 《 そうそう 》

伊丹賞 Itami Award
中森 宙一 NAKAMORI Hirokazu 《 shaving let 》

優秀賞 Gold Award 
小山 泰之 OYAMA Yasuyuki 《 Spin 》

グッドデザイン賞 Good Design Award
薮内 由紀子 YABUUCHI Yukiko 《 colors 》

グッドマテリアル賞 Good Material Award
政國 梓 MASAKUNI Azusa 《 insignia 》

奨励賞(光陽社賞) Awards for Promising Talents (Koyosha Award)
馬場 理紗 BABA Risa《 そことあそこのあれ 》

奨励賞(光陽社賞) Awards for Promising Talents (Koyosha Award)
綿貫 安則 WATANUKI Yasunori 《 Schmuckgebilde Sandra 1, 2 》

審査員賞 Judge’s Choices
ケリエンヌ ライーマ Laima KÈRIENÈ 《 GO/SO/STORY 》

審査員賞 Judge’s Choices
高橋 涼子 TAKAHASHI Ryoko 《 accessory of hair 》

審査員賞 Judge’s Choices
竹内  美玲 TAKEUCHI Mirei 《 -untitled  》

同時開催

「着物の染型展」
会期:2007年11月6日(火)~11月25日(日)
10:00~18:00(入館17:30まで、最終日は16:30まで)
会場:伊丹市立工芸センター 地下1階 展示室B

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