●講演会「書と酒と男と女」
日時:2011年6月26日(日)14:00-15:00
講師: 石川九楊氏(書家・京都精華大学教授)
*15:00より小西酒造株式会社社長 小西新太郎氏との対談あり。
場所:伊丹市立伊丹郷町館 旧岡田家住宅・酒蔵(重要文化財)
定員:100名、聴講無料(申込不要・先着順)
石川九楊展 -書と酒器と源氏物語-
2011年6月11日(土)~7月10日(日)
書家であるとともに書論・書史の第一人者である石川九楊は、常に「書く」ことと向き合い続けています。確たる理論にもとづいた革新的な制作から生み出される、抽象画のような、音楽のような、その不思議な書体は、圧倒的な力でもって私たちが抱いてきた「書」に対するイメージを覆します。
歴史的に多くの書家によって書かれてきた漢字の「いろは歌」である「千字文」。石川九楊は、盃1枚に1字を書き、千枚の盃を集積した「盃千字文」という独自の作品を生み出しました。今回は、千枚の盃すべてを展示し、様々な書体で書き表したその全体像をご覧いただきます。
また、2008年に全55帖を書き上げた近年の代表作「源氏物語」から一部の作品を公開。21世紀のいま、あらためて書き記された「源氏物語」を通して、書の神髄も見えてくることでしょう。
本展では、二つの大作「盃千字文」と「源氏物語」を中心に氏の近年の多種・多彩な作品を紹介いたします。書の世界の第一人者・石川九楊の書をぞんぶんにお楽しみ下さい。
展覧会情報
会期 | 2011年6月11日(土)~7月10日(日) |
会場 | 伊丹市立工芸センター・伊丹市立美術館 |
休館日 | 月曜日休館(祝日の場合は翌日休館) |
開館時間 | 10:00~18:00(入館は17:30まで) |
入場料 | 入場無料 |
主催 | 伊丹市立工芸センター・伊丹市立美術館[公益財団法人伊丹市文化振興財団・伊丹市] |
協賛 | 小西酒造株式会社 |
後援 |
兵庫県・伊丹市教育委員会・毎日新聞社・サントリーホールディングス株式会社・社団法人総合デザイナー協会(DAS)・伊丹老松酒造株式会社・伊丹酒造組合 |
協力 | ギャラリー 白い点・市之倉さかづき美術館 |
関連企画 |
●講演会「だから書は面白い」 |