暮らしを楽しむ 錫とピューター展
2005年6月9日(木)~7月3日(日)
錫という素材は日本では約1,200年前から愛され、使われています。錫は、水を浄化すると言われており、昔は井戸に錫を沈めて、水を清くしたところもあるそうです。そのため、とっくりにお酒をいれると、味はまろやかになりますし、花器に花をいけると、水がぬめりにくく花持ちが良いそうです。錆びたり変色しにくいため、日常使いでき、大切にあつかえば、一生モノとも言われ、まさに、“暮らしの器”と言えるでしょう。
今回、北は北海道から南は鹿児島までの全国で錫の制作をしている23名が一同に会し、地場産業の現場からの伝統的な作品や、工芸作家、デザイナーによる作品によって、現代の生活スタイルやシーンへの提案を試みました。様々な技法による可能性と錫の美しさをお楽しみください。
展覧会情報
会期 | 2005年6月9日(木)~7月3日(日) |
会場 | 伊丹市立工芸センター B1F 企画展示室 |
休館日 | 月曜休館 |
開館時間 | 10:00~18:00(入館は17:30、最終日は16:30まで) |
入場料 | 入場無料 |
主催 | 伊丹市・(財)伊丹市文化振興財団 |
出品者 | 北海道 金子 直人 北海道 石崎 友紀 埼玉 錫光 中村 光二 埼玉 田中 千鶴子 埼玉 宮崎 浩美 東京 鶴岡 鉦次郎 東京 奥田 幸雄 東京 長島 のぼる 千葉 田中 千絵 埼玉 関根 正文 京都 清課堂 山中 純平 大阪 IDK 喜多俊之 大阪 篠瀬 博 兵庫 青木 聖 大阪 今井 章仁 大阪 大阪錫器 今井 達昌 兵庫 小浜 友紀 熊本 高光 俊信 福岡 円城寺 良幸 鹿児島 徳永 千鶴子 鹿児島 大辻朝日堂 大辻賢一 埼玉 田中 俊介 富山 能作 克治 |