伊丹国際クラフト展ITAMI INTERNATIONAL CRAFT EXHIBITION
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2006 伊丹国際クラフト展「酒器・酒盃台」2006 ITAMI International Craft Exhibition
2006年10月27日(金)~12月3日(日)Fri. October 27 – Sun. December 3, 2006
2001年から、伊丹国際クラフト展が開催されるようになって、今年で7回目を迎えます。そして『酒器 酒盃台』をテーマにする公募展としては3回目になります。
『酒器 酒盃台』というテーマは、伊丹市が江戸時代から日本酒の酒蔵が並び、酒と共に栄えてきた文化の土台を展覧会をとおして引き継ぐ為のものというテーマでもあります。酒器が酒に対する個人の思い入れを大事にするものであれば酒盃台は酒器を片手に語らう空間を演出するものです。酒が文化交流の場になるためには、どちらも大切な要素だと考えております。そして、作品が創造性と想像力あふれたものであればある程楽しい豊かな会話の広がりの核になりそれが伊丹市から世界への文化発信の核になるわけです。応募者の方々にも、その意図が理解され今回も素晴らしい作品を出品して下さいましたことを、心からお礼申し上げます。322人の応募者のなかから92人(318点)が選ばれました。
海外からは、英国、米国、韓国、ハンガリー、ペルー、イタリアなど8カ国から、国内は沖縄から北海道まで全国からの応募作品は各々レベルが高く、審査会場に引き締まった空気が張り詰めていました。9人の審査員の方々によって選ばれた大賞をはじめ、入選作品は発想のユニークさ、優れた技術力造形性は勿論、審査中にお酒が呑みたくなると思わせる作品群だったのです。
最後になりましたが、審査員の方々とこの展覧会にご尽力いただきました皆様に、心よりお礼申し上げますと同時に、今後とも伊丹国際クラフト展に対して、ご協力頂きたくお願い申し上げます。
(財)伊丹市文化振興財団 伊丹市立工芸センター オーガナイザー 坪 文子
展覧会情報
会期 | 2006年10月27日(金)~12月3日(日) 10:00~18:00 (入館は17:30まで) |
休館日 | 月曜休館(祝日の場合翌日) 入場無料 |
会場 | 伊丹市立工芸センター |
表彰式 | 10月28日(土)11:30~ 伊丹市立工芸センターにて |
主催 | 伊丹市・(財)伊丹市文化振興財団 |
審査員 |
鷲田 清一 [大阪大学理事・副学長] |
大賞 / Grand Prix
四季の遊山匣
やまこし かずよ / Yamakoshi Kazuyo(JAPAN)
準大賞(白雪賞) / Second Prize (Shirayuki Award)
礫
河野 隆英 / Kono Takahide
伊丹賞 / Itami Award
ヒトリシズカニ&サシツササレツ
河嶋 慎一郎 / Kawashima Shinichiro
優秀賞(白雪松緑賞) / Gold Award (Shirayuki Matsumidori Award)
酒筒
中岡 祐一朗 / Nakaoka Yuichiro
優秀賞(白雪伊丹諸白賞) / Gold Award (Shirayuki Itami Morohaku Award)
銅の線跡
木瀬 浩詞 / Kise Hiroshi
優秀賞(白雪酒永代覚帖仕込み賞) / Gold Award (Shirayuki Sake Eitai Oboecho Jikomi Award)
つつむカタチ
松平 彩子 / Matsudaira Ayako
奨励賞(老松賞) / Award for Promising Talent (Oimatsu Award)
in rice
保良 雄 / Yasura Takeshi
奨励賞(光陽社賞) / Award for Promising Talent (Koyosha Award)
monochrome
佐々木 伸佳 / Sasaki Nobuyoshi
グッドデザイン賞 / Good Design Award
“ spirit ”
Andrew Macgowan
グッドマテリアル賞 / Good Material Award
CLAY STONE
一色 智登世 / Issiki Chitose
審査員賞(伊丹酒造組合賞) / Judge’s Choice (Itami Shuzo Association Award)
酔いのはかり
坂井 直樹 / Sakai Naoki
審査員賞(大手抦賞) / Judge’s Choice (Otegara Award)
連
池田 尚樹 / Ikeda Naoki