神奈川県立近代美術館蔵品による 松本竣介とその友人たち
1990年4月21日(土)―5月27日(日)
松本竣介は明治45年に東京で生まれ、幼少年時代を花巻、盛岡で過ごし、中学時代に聴覚を失った。昭和4年に上京し、「田園を愛するように都会を愛する」という彼の言葉通り、36歳で世を去るまで「都会」を描き続けた。本展は、神奈川県立近代美術館所蔵の松本竣介の油彩デッサンと、昭和11年〜12年にかけて松本竣介が編集・発行した「雑記帳」に寄せられた友人たちの素描、生原稿で構成した。暗い時代に人間としての純粋性を守ろうとした人々の芸術を見なおす企画展であった。
展覧会情報
会期 | 1990年4月21日(土)―5月27日(日) |
会場 | 伊丹市立美術館 |
休館日 | 月曜日(祝日にあたるときはその翌日) |
開館時間 | 10:00〜17:00(入館は16:30まで) |
入館料 |
一般500円(400円)・大高生300円(200円)・中小生200円(100円)/()内は前売り・団体割引20名以上 |
主催 | 伊丹市立美術館・朝日新聞社 |
協力 | 神奈川県立近代美術館 |
関連企画 | 講演会 4月21日(土) 14:00〜 「松本竣介の人と作品について」 講師 原田 光(神奈川県立近代美術館学芸員) 会場 1F講座室 |