no.107

大衆ジャーナリズムの開花 明治大阪の錦絵新聞

850円(税込)

発行年:2006年、サイズ:29.7×21.1cm、ページ数:32p、重量:210g

明治初期に大衆ジャーナリズムの一端を担った錦絵新聞は、「錦絵」と呼ばれる色鮮やかな多色刷り木版画の技術と「ニュース」という欧米渡来の新しいアイデアとが合体した出版物。今でいうカメラマンでありリポーターでもある絵師が記録した文明開化で変化していく市民の日常や、前時代から伝わる奇談・怪談などが紙面に躍る様子は、現代のワイドショーさながら。大阪城天守閣が所蔵する「南木コレクション」を中心に約200点を紹介。